続々・映画の昭和雑貨店 (ショトル・ライブラリー)

続々・映画の昭和雑貨店 (ショトル・ライブラリー)

	書籍名	続々・映画の昭和雑貨店 (ショトル・ライブラリー)
	出版社	小学館
	ISBN-10	4093430330
	ISBN-13	978-4093430333
	発売日	1996/05
	商品サイズ	0.4×14.8×1cm
	価格	1533
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雑貨書籍レビュー

昔懐かしい昭和の映画、日本映画を彩る撮影時に使われていた小道具、その時撮影したスチール写真を一冊の本にまとめました。収録の内容は、『浮草』『如何なる星の下に』『野良犬』『東京物語』『杏っ子』。昭和20年代、30年代の古き良き時代の日本映画の名作を詳しく解説、撮影時の秘話や、ストーリーの紹介、撮影時に使用していた小道具の紹介など、昭和映画のファンにはたまらない一冊です。銀幕スターの中村雁治郎氏や杉村春子氏、三船敏郎氏に笠智衆氏、東山千栄子氏に香川京子氏のスチール写真も掲載しています。おじいさんおばあさんにとっては懐かしい青春の一ページがよみがえり、平成の現代見る私たちには、戦後復興の力強さと繊細な生活情景、日々生きていくための息吹と、時代の風俗を感じさせる一冊になっています。今とは違い映画撮影には、並々ならぬ技術と技量が必要だったはず。その苦悩や苦労も感じ取れる構成になっています。CGの合成や特別な撮影機材もなかった時代に撮影された、隅田川を下る渡し船のシーンや、犯人をひたすら走って追うシーン、夜行列車で移動するシーンや、実際にピアノを奏でるシーンは、映画人たちの想いと熱意が詰まった撮影現場だったことを窺い知ることができます。特典として、掲載作品のビデオソフトとレーザーディスクの便利なビデオインデックスがついています。そのほか、昭和を象徴するラブレターやリヤカー、モダンガールやオート三輪など、時代を感じさせるアイテムを33種類掲載しています。情報化が進み便利になっている現代、メールで事がたりてしまうので、ラブレターを書いたことのある方は少ないのではないでしょうか？一家に数台の自動車があるこの時代、リヤカーやオート三輪車の存在自体知らない方も多いのではないでしょうか？古き良き日本、戦後を強くたくましく築き上げてきた雑貨、昭和という時代を彩ってきた雑貨を詳しく解説した一冊ができました！！

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